1957年、
合成ゴムの国産化を目指して政府および関連民間企業の出資(出資比率は政府40%、民間企業60%)によって設立された
国策会社・
日本合成ゴム株式会社を前身とする。
1969年に完全
民営化し、事業の多角化を進める。創立40周年を迎えた
1997年、現社名(日本合成ゴム株式会社の英文社名
Japan
Synthetic
Rubber Co.,Ltd.に由来)に商号変更した。
高分子化学分野で培った
研究開発力を活かして技術革新を進め、ファインケミカルを第二の収益柱としている。企業理念は"
Materials Innovation"。2005年4月から関東地区でオリジナルキャラクター「分子くん」が登場するテレビCMを放映している。
合成ゴムで世界5位、国内首位(2004年の国内シェア31.5%。第2位は20.1%の
日本ゼオン)。最近は
石油化学系ではなく、
半導体系材料や
液晶表示系材料などの情報電子材料に注力し収益を伸ばしている。
液晶ディスプレイ(LCD)用材料で世界トップシェアの製品が数種あるほか、
半導体関連では
フォトリソグラフィ工程に用いる
フォトレジストが世界トップ、シリコン
ウェハーを加工する CMP(
化学機械研磨)工程に用いる CMPスラリー、CMPパッドも新たな収益源に成長しつつある。また、優れた光学特性を有する樹脂を開発し、
光ファイバー用コーティング材や光学接着剤、透明樹脂などでも高いシェアを持つ。2006年1月には
本田技研工業との
燃料電池用材料共同開発の進展を発表、同年2月には米
IBMとの半導体製造技術共同研究による最先端の成果を発表するなど、次代の材料開発を推進している。