「
真実は複数あるが、
事実は1つしかない」のように良く言われる。多くの場合、真実は事実に対する人の評価(
真偽)を伴う。そのためしばしば、「信念」や「信義」と連関する事がある。その意味で、真実は
カントの言う
権利問題である。真実および事実は認定が必要である。
裁判所における「事実認定」には、カントの言う
事実問題における認識のほか、同じく権利問題における認定を伴う。
権利問題のクラスにおいては、真実は人によって認識(認定)が異なるとするのが通常である。しかし、事実問題のクラスにおいて見ると、1つであると通常は考えられている事実も、一義的なものではないとされる。