常温(じょうおん)とは、常に一定した
温度や恒温(こうおん、変化の無いまたは少ない温度)、および特に冷やしたり、熱したりしない温度、平常の温度、一年中の平常の温度などを表す
[三省堂大辞林、岩波書店広辞苑などによる]。これらは
の字と温度の
の字の組み合わせからの一般的な解釈としての意味であり、
人間の
感覚的な捉え方において、標準的な温度と思えるものを指す。
室温が同様な意味で使われる場合もある。
これらに比べてやや緩やかであるが、
微生物学では常温をほぼ25℃としており、この温度での培養が基本である。これも元来が人間生活の中で見られる微生物、例えば
食品に発生するそれを研究するのが始まりだった歴史に由来する。そのため、実際に微生物が生活する条件との差を問題視する例もある。例えば、温帯の森林土壌の温度はたいていそれより10℃ばかり低いため、標準で培養するとその環境条件が反映されない可能性がある。