士気は主に勝利への集団的な強い意志によって生ずると考えられており、
兵器や
陣地などの有形の戦力以上に
戦闘の勝敗に影響する場合もある。士気は集団行動への個人の積極性でもあり、集団内におけるコミュニケーションによって維持される。また指揮官の能力、部下の上官に対する信頼、自らの
兵器や装備に対する信頼、自身の知識・体力・技術などに対する自信によって支えられているものである。また致命的な危機に直面しても、先天性、使命感、責任感、知的な意志などによって恐怖を抑える勇気も士気の維持増進に直結する。集団に対する帰属意識も士気に大きく貢献する。具体的には集団への忠誠心、自身が負傷した時に仲間が助けてくれるという信頼、優秀な集団への誇り、自身の功績を認定してくれるという励み、などが集団同一視を生み出し、自己無力感を解消する。