北朝鮮法の上では朝鮮総聯の構成員は「朝鮮民主主義人民共和国公民」であると思われるが、そのうち北朝鮮の
国籍を有する者の実数は判っていない。
日本では
国家承認されていない同国の国籍は認められていない。朝鮮総聯の構成員は日本の法律上「
朝鮮籍」にあたる人が多く、また
韓国籍や日本籍である人もいるが、その大半は地理的には今の韓国出身であり、北朝鮮とは地縁・血縁を持たないものによって構成されている。北朝鮮政府は事実上在日の自国民に対しては二重国籍を認めているものと考えられる。
2006年現在、
徐萬述中央本部議長をはじめ6名の朝鮮総聯幹部が、最高人民会議の代議員となっている。
同国に対する
朝銀信用組合の不正送金には朝鮮総聯関係者の関与が疑われ、また、
北朝鮮による日本人拉致問題の追及が進む中、拉致事件をはじめとする日本国内における同国の非合法活動(
スパイ、不正送金、
麻薬・
拳銃売買等)にも、数多くの朝鮮総聯関係者が深く関与していたといわれている。これらの犯罪行為に対する責任追及について朝鮮総聯は「悪質な
デマ」と主張し、朝鮮総聯関係の施設に
強制捜査が行われるごとに「在日朝鮮人の権利を侵害する」とし抗議行動を繰り返してきた。また、批判記事を書いた
報道機関に職員が多数抗議に押しかけたり、北朝鮮に批判的な団体の集会を職員らが暴力的に妨害した例(
[外部リンク] リード「『救え!北朝鮮の民衆』緊急行動ネットワーク」ウェブサイトより)などがあり、これに反発する人々は「在日朝鮮人の主権を認めれば
逆差別などに繋がる」と批判している。
1972年に当時の
美濃部亮吉東京都知事が「外交機関に準ずる機関」として認定して以来、多くの
自治体が朝鮮総聯の施設を事実上の外交機関や公共施設に準ずるものとみなして、長らく
固定資産税や
不動産取得税の減免措置を行ってきた。これは万が一、国交正常化した暁には「朝鮮大使館」として使われるであろうとの指摘があったためとされていた
[毎日新聞2007年6月14日朝刊]。