使用価値を持つ物が必ずしも商品であるとは限らない。例えば、水、空気、未開墾の処女地などは重要な使用価値を持つが、
労働によって作られたわけではないので
価値 を持たず、したがって
商品ではない。また、店で売られている卵は使用価値を持つし、
商品でもあるが、その卵でスクランブルエッグを作って自分で食べた場合、スクランブルエッグは使用価値を持つけれども、交換されないため、
商品であるとは言えない。だが、使用価値がない不要物には
価値は生まれず、他の生産物との交換も成立しないことから
商品とはなりえない。使用価値は
価値の前提条件であるが、十分条件ではない。