時計の右回りの一周に人生を象徴的に見るというのは、1年の四季が比較的はっきりした文化の中でできることで、アジアでは、中国では古来、青春、赤夏、白秋、黒冬(玄冬)という
易経の分類段階を振り当て、これに
四聖獣(
青龍、
朱雀、
白虎、
玄武)が守護神としてついた。人生の最初の若々しい時代を「青春」というのはここから来たもので、禅の世界でも人の一生を円を描いて、またそれを消すがごときというふうにいう。エリクソンは、おそらくはそうしたアジア的な自然の輪廻からこの着想を得たものと思われるが、同様の考え方は、イギリス、特に
ケルトの文化の中にもあり、有名な叙事詩「
アーサー王と緑の騎士」の中にも、一年をめぐり、また蘇る自然の生命力のたくましさの話題が登場する。
その他工学技術で
設計等での設計寿命または設計耐用期間等の観念、また製品や建物などに
法律などによる
資産の原価償却期間などがあり、これらは設計や計画段階で耐用期間や寿命の考慮がなされている。このときの設計とは必要とする機能や目的を具体化することであり、耐用期間や寿命を考慮することなしに必要とする機能や目的を具体化することはないという思想がある。