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「マイライン」||企業-master.com [05/27update]

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マイラインとは、NTT東日本またはNTT西日本の一般固定電話において、電話番号の前に事業者識別番号を付けなくても、利用者が使いたい電話会社を優先的に使えるようにするサービス。

◆ 概略
電話をかける際、明示的に電話会社を指定しなかった場合に使用される電話会社を予め登録するもの。2001年(平成13年)5月1日開始。マイライン(プラス)登録後は、国内について通常のダイヤル操作を行うと登録電話会社の回線を使用し、国際電話は010-国番号-相手先国内番号の操作を行うことで登録電話会社の回線を経由する。
登録以外の電話会社にでも、電話番号の頭に他の事業者コードを付ければ簡単に切り替えることのできる「マイライン」と、電話会社を特定の一社に固定してしまう「マイラインプラス」の2種類がある。「マイラインプラス」でも、頭に識別番号「122」と事業者コードを付ければ、登録以外の電話会社を利用しての通話が可能である。
サービス開始当時に明示的に申し込みがなかった回線については、市内と県内市外への通話は地域によりNTT東日本またはNTT西日本、県外への通話はNTTコミュニケーションズが、自動的に「マイライン」で登録される。「マイラインプラス」での登録を希望する場合は、申し込みが必要である。
国際電話には、国内電話のようにNTTグループへの暗黙的な接続制度はなく、事業者識別番号のダイヤル、または「マイライン」の登録、あるいは「マイラインプラス」の登録のいずれかが必要となる。電話会社を指定して通話するには、
:事業者識別番号-010-国番号-相手先国内番号
のダイヤル操作となる。
電話のサービス競争に際してNTTグループが電話会社の番号を付けなくてもいいのは不公平ということで開始された。しかし、実際には電話会社のユーザー囲い込み用の営業ツール(その会社に「マイラインプラス」登録をすると、割引サービスの毎月のサービス使用料が無料に、または100円割引、あるいは200円割引となったり、割引サービスの割引率が自動的に5〜15%アップしたり、電話会社がサービス提供しているプロバイダの基本料金を割り引いたりする、などの「マイラインプラス」登録特典)として利用されている面が大きい。かつて利用に登録が必要であったNTTグループ以外の他社に、以前登録のために提出されたデータを元にした「マイラインプラス」が勝手に登録されていたケースや、「マイラインプラス」で4区分全て民間の電話会社を登録した後、海外に転勤となり、NTTの固定電話を利用休止し、帰国後、NTTの固定電話を利用再開したら、「マイラインプラス」が4区分全てNTTグループに勝手に変更されていたケースもあり、苦情がたえない。
2001年(平成13年)10月1日以降は、マイラインやマイラインプラスの登録や変更には、840円(税込)の登録変更手数料がかかるようになった。手数料は、NTT東日本またはNTT西日本からの請求となる。4区分のうち、1区分のみを、登録済みの電話会社を変更したり、マイラインをマイラインプラスに変えたりするだけでも、一律840円(税込)の登録変更手数料がかかる。

◆ 通話区分
通話区分は、市内、同一都道府県内の市外(県内市外)、他都道府県(県外)、国際の4区分である。なお、ここでいう市(町村)および都道府県の区分は、それぞれNTT東日本またはNTT西日本が料金区域(MA)および事業地域として設定している市町村および都道府県の区分であり、それぞれ行政上の市町村および都道府県とは一部異なる地域がある。
例としては次のようなものがある。
:東京都町田市(神奈川県扱い)
:兵庫県尼崎市(大阪府大阪市扱い)

▲上へ / ▼下へ

:広島県大竹市(山口県扱い)
:福岡県春日市(福岡県福岡市扱い)

◆ 対象外
・ 110(警察)、118(海上保安庁)、119(消防)、117(時刻)、0120(フリーダイヤル)、0570(ナビダイヤル)、0990(ダイヤルQ2)、0180(テレゴングテレドーム、データドーム)、0170(伝言ダイヤル)などの特殊な番号への通話、携帯電話PHSへの通話、公衆電話からの通話は、対象外である。特殊番号への通話については、常にNTTグループが利用される。
・ 携帯電話への通話については、通常通りにダイヤルすると携帯電話会社の設定した通話料金がかかるが、一部の固定電話会社が割安な中継サービスを開始した。ただし、携帯電話への通話については「マイライン」や「マイラインプラス」の登録対象となっていないので、中継サービスを利用する際は
: 00xx(事業者識別番号)-090-yyyy-zzzz
: 00xx(事業者識別番号)-080-yyyy-zzzz
: とダイヤルする必要がある。
LCR装置が機能していると、マイラインの場合は、マイライン登録電話会社よりもLCR装置が選択した電話会社が優先される。マイラインプラスの場合は、LCR装置は解除特番122を付加しないためLCR装置の影響はないが、マイラインプラス登録電話会社と、LCR装置が選択した電話会社が違っている場合は、電話をかけるたびに、毎回毎回「○○○○(登録した電話会社名)でおつなぎしております」といった内容の音声ガイダンスが流れてから、相手先につながる。この音声ガイダンスを流さないようにするには、マイラインプラス登録電話会社とLCR装置が選択する電話会社を同じにするか、あるいは、LCR装置をOFFにするか、どちらかの対応が必要となる。

◆NTT以外の直収電話、中継電話および相互接続の問題
マイラインは、NTT東日本・NTT西日本が提供する固定電話回線上から発信する際の、中継電話会社の選択サービス(優先接続)であり、直収電話(直加入電話)0AB-J番号のIP電話とは別物である。直収電話から発信する場合には、マイラインは無関係である。
NTT東日本やNTT西日本の固定電話から発信し、直収電話の固定電話に着信できるか否かは、NTT東日本やNTT西日本と当該直収電話のサービスを提供している電話会社との間で、相互接続が行われているか否かに依存する。(基本的には、殆ど全ての直収電話会社と相互接続しているものと考えられる。)ただし、NTT東日本やNTT西日本の固定電話から、直収電話にかけた場合は、NTT東日本やNTT西日本の通話料金割引サービスは一切適用されないので、注意が必要。
(現在、直収電話から発信して中継電話を経由するようなパターンは存在しないものと思われる)
050番号のIP電話への接続については、現状ではマイライン(優先接続)も中継電話による選択中継制も存在しないため、関係はない。

◆ マイライン参加企業と事業者識別番号