その一方でローマの公職には就かず、全くの無役であった。古代ローマでは公職を歴任する事がステータスであり、あえてそれを投げ打ってアウグストゥスに献身していた事になる。
アウグストゥスがローマ皇帝へと即位して以降は表舞台から退き、無役でもあったため、
紀元前23年からの通貨制度改革(1アウレリウス金貨=25デナリウス銀貨=100セスティルティウス銅貨マエケナスで固定)に関った以外に、その役割・立場は掴みがたい部分が多いものの、
マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ共々アウグストゥスにとっては気の許せる側近としてローマ皇帝となる以前同様の付合いが続いたものと考えられる。紀元前8年にアウグストゥスを自らの財産の相続人と指名して死去した。