イラン人自身は古くから国の名を「
アーリア人の国」を意味する「イラン」と呼んできたが、
西洋では古代より
ファールス州の古名「パールス」にちなみ「
ペルシア」として、中国では「波斯」として知られた。
1935年3月21日、
レザー・シャーは諸外国に公式文書に本来の「イラン」という語を用いるよう要請し、正式に「イラン」に改められたものの混乱が見られ、
1959年、研究者らの主張により
モハンマド・レザー・シャーがイランとペルシアは代替可能な名称と定めた。その後
1979年のイラン・イスラーム革命によってイスラーム共和制が樹立されると、国制の名としてイスラーム共和国の名を用いる一方、国名はイランと定められた。
現在の正式名称はペルシア語でجمهوری اسلامی ایران(Jomhūrī-ye Eslāmī-ye Īrān ジョムフーリーイェ・エスラーミーイェ・イーラーン)。公式の英語表記はIslamic Republic of Iran、通称Iran。日本語の表記は「イラン・イスラム共和国」、通称イランであり、漢字表記は伊蘭・義蘭を用いる。